【重要】お知らせ
WS1:Rob Parkerさんの「An introduction to Gendlin’s Philosophy of the Implicit, for humanistic psychologists」は、時差とワークショップの時間を考慮し、残念ながら中止とさせていただきます。
(大会3日目のRob Parkerさんの講演につきましては、時間を9:00からに変更し、オンラインで実施いたします。なお、講演の際に日本のフォーカシング関係者との対談の時間も設ける予定ですので、お楽しみに。)
すでにWS1を希望し、入金されている方には個別に連絡をさせていただきますので、返金か他のワークショップに振り替えか、ご希望をお聞かせください。
WS2:佐野登先生(能楽師・シテ方(宝生流))の「身体の軸は心の軸-身体性を通した心との相関関係」は、残念ながら都合により中止とさせていただきます。
すでに参加申し込みをされた方、参加しようと思っていた方は申し訳ございません。
すでにWS2を希望し、入金されている方には個別に連絡をさせていただきますので、返金か他のワークショップに振り替えか、ご希望をお聞かせください。
- WS4
伊藤 研一 先生
「やさしいフォーカシング―対人援助職に役立ちます」 - WS6
清水 幹夫 先生
「自己生成プロセスワーク-パーソンセンタードセラピストを指向する方々のために-」
上記2つのワークショップはオンラインでの開催が困難であることから、講師の先生方との協議の結果、群馬パース大学へ参集する形で開催することとなりました。
当日の対応として、両コースとも人数を制限し、講師および参加者はマスク着用を必須とします。(必要に応じてフェイスシールドやアクリル板も用意)
また、座席は前後左右を空け、換気も頻繁に行う予定です。
上記3つのワークショップを群馬パース大学で受講される方は、お弁当の注文も受け付けていますので、大会参加フォームからお申込みください。
なお、緊急事態宣言が再度発令されるなどの社会の状況の変化によっては、WS4は中止、WS6はオンラインでの実施に切り替えさせていただきます。
ワークショップ参加状況
定員 | 空き | |
WS1 Rob Parker(フォーカシング指向心理療法家) An introduction to Gendlin’s Philosophy of the Implicit, for humanistic psychologists |
中止 | ー |
WS2 佐野 登(能楽師・シテ方(宝生流)) 身体の軸は心の軸-身体性を通した心との相関関係 |
中止 | ー |
WS3 井出 智博(北海道大学 准教授) 生い立ちに困難を抱える子どもの“時間”をつなぐ -社会的養護における心理的ケア- |
40名 | 〇 |
WS4 伊藤 研一(学習院大学 教授) やさしいフォーカシング―対人援助職に役立ちます |
30名程度 | 〇 |
WS5 小野 京子(日本女子大学 特任教授) 表現アートセラピーの様々な場面での適用 |
30名程度 | 〇 |
WS6 清水 幹夫(多摩心理臨床研究所・法政大学名誉教授) 自己生成プロセスワーク -パーソンセンタードセラピストを指向する方々のために- |
21名 | 〇 |
WS7 江花 昭一(神奈川大学保健管理センター長) 実践的交流分析入門 ~精神ではなく、相互の交流を分析し、変えていく~ |
50名 | 〇 |
WS8 松本 剛(兵庫教育大学大学院教授)・ 三國 牧子(九州産業大学准教授) ベーシックエンカウンターグループ |
15名 | 〇 |
- 2020年7月30日時点での空き状況です。
〇:席は十分あります。
△:席の残りは僅かです。
なし:空きはありません。
(問い合わせてみると入れる可能性もあります)
ワークショップ参加費
名誉会員 | 会員 (正会員・準会員) |
臨時会員 (非会員) |
学部学生 | |
大会主催ワークショップ参加費 (事前予約のみ) |
無料 | 8,000円 BEGは15,000円 |
9,000円 BEGは17,000円 |
4,000円 BEGは7,000円 |
ワークショップ参加申し込み
日本人間性心理学会第37回大会ワークショップに参加ご希望の方は、ワークショップ参加申し込みボタンをクリックして必要事項を記入の上、送信して下さい。
定員に達した場合にはメールにてご連絡いたします。
ワークショップ参加申し込み各ワークショップ紹介
- 大会第一号通信に掲載した内容と一部変更となっている部分があります。
WS1
Rob Parker(フォーカシング指向心理療法家)
An introduction to Gendlin’s Philosophy of the Implicit, for humanistic psychologists
What is “the implicit”? We can’t define it, but it is everywhere.
Have you ever found yourself unable to remember someone’s name?
The absent name still leaves behind a kind of “knowing”.
If someone suggests a wrong name, you know right away it is wrong.
You can almost “feel” the name, but you can’t remember it.
What kind of “knowing” is this, that can’t be spoken? Eugene Gendlin called such knowing “implicit” or “felt meaning”.
He showed how felt meaning functions in our lives all of the time, how it is crucial in psychotherapy, and how it leads to a deeper and transformative understanding of ourselves and of life.
In this workshop, we will explore Gendlin’s Philosophy of the Implicit: Its history, and relevance to psychology, psychotherapy, and life.
Rob Parker is a certified Focusing Trainer and Coordinator who studied philosophy with Gene Gendlin approximately every week from 2003 until Gene’s death in 2017.
In addition to publishing and lecturing on Gene’s philosophy, Rob has been teaching webinars on A Process Model and Experiencing and the Creation of Meaning since 2009.
In his other life as a psychologist specialized in psychological trauma, Rob has designed and directed inpatient and outpatient treatment programs, published and lectured for professional and governmental audiences, and appeared in national media such as the New York Times and MSNBC.
Rob is constantly amazed by the power of Gene’s philosophy and how it continually expands and deepens our awareness of ourselves and of the world.
- 中止
WS2
佐野 登(能楽師・シテ方(宝生流))
身体の軸は心の軸
-身体性を通した心との相関関係
「背中を伸ばせ」「顎を引け」「下を向くな」「肘を張れ」「肩の力を抜け」「やる気があるのか」「気が入っていない」このようなことを注意をされながら稽古をしてきました。
きちんとする事は当たり前のことで決して堅苦しい事ではありません。
そして当たり前の事ができるようになる為に型を教え込まれます。
その結果、相手に気持ちや想いを伝える事ができる様になります。
先ずは大切なのは姿勢です。すべてに通じます。
今までの稽古の中や舞台上の演技で身につけた事を教育の現場で能楽を取り入れた授業についてお話しさせていただき、実演、体験も交えながら、伝統から学ぶ「生きる力」についてお伝えします。
佐野 登 (サノノボル)
能楽師 宝生流シテ方 東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業。
宝生流第18代宗家宝生英雄に師事。
「翁」「石橋」「道成寺」「乱」「隅田川」「望月」等の大曲を披く。
重要無形文化財総合指定(能楽)保持者。
(一社)日本能楽会および(公社)能楽協会会員。
全国各地での演能活動や謡曲・仕舞の指導を中心に、日本の伝統・文化理解教育の一環として「生きる力」をテーマとしたエデュケーション・プログラムを日本各地の教育現場で行っている。
また、次世代育成、普及における伝統文化伝承のための多様な体験型プログラムを実施し、能楽ワークショップも開催している。
海外公演にも多数参加し、他ジャンルのアーティストとの交流も活発に行う。
作品の創作活動、舞台演出も手掛けながら独自の舞台活動を展開しつつ、現代に活きる能楽を目指し、積極的に活動している。
- 中止
WS3
井出 智博(北海道大学 准教授)
生い立ちに困難を抱える子どもの“時間”をつなぐ
-社会的養護における心理的ケア-
近年,児童福祉,とりわけ児童養護施設や里親家庭(社会的養護)で暮らす子どもたちの支援において,彼らの時間的展望に焦点を当てた支援が行われるようになってきています。
なぜ,自分が施設で暮らしているのかを知らない子どもたちにとって自分の過去(生い立ち)を整理することは生きる基盤を構築するうえで,とても重要です。
加えて,彼らはそうした過去から現在の先に未来を描いていくことになるわけですが,従来の心理的ケアでは彼らが抱える問題や課題に焦点化され,あまり将来展望に焦点化した支援は行われてきませんでした。
私はいくつかの児童養護施設や里親支援機関と協力し,時間的展望療法(Zimbardo et al., 2012)や構成主義的キャリカウンセリング理論(Cochran, 1997/Savickas, 2011),PCAグループ(村山, 2014他)を土台とした思春期の社会的養護児童とのキャリア・カウンセリング・プロジェクト(CCP)を展開してきました。
本ワークショップでは「福祉心理学」とは何かと言うことを念頭に置きながら,社会的養護の領域における時間的展望に焦点化した心理社会的支援の実際と理論についてご紹介すると共に,思春期の社会的養護児童とのCCPの実際を体験してもらいたいと考えています。
井出 智博(いでともひろ)
北海道大学大学院教育学研究院准教授
日本福祉心理学会常任理事
学部,大学院時代を通して村山正治先生の元で学び,児童養護施設や児童心理治療施設,里親家庭など,社会的養護を要する子どもの心理臨床に関する実践,研究に従事してきました。
主要「論文」『著書』
「児童養護施設で暮らす子どものレジリエンスの特徴」福祉心理学研究14/1,2017
「成人前期の児童養護施設出身者におけるレジリエンスの保護・促進要因の探索 ―レジリエントへのインタビュー調査を通して」子どもの虐待とネグレクト21/2,2019
『心理臨床の学び方 鉱脈を探す,体験を深める』創元社,2015
『子どもの未来を育む自立支援―生い立ちに困難を抱える子どもを支えるキャリア・カウンセリング・プロジェクト』岩崎学術出版社,2018
- 定員40名
社会的養護を要する子どもだけではなく,他の社会的少数者への支援にも援用可能な内容を含んでいると考えています。
幅広い領域の方に参加して頂き,発展の可能性についてもディスカッションできればと思います。
WS4
伊藤 研一(学習院大学 教授)
やさしいフォーカシング
―対人援助職に役立ちます
フォーカシングは実はセラピスト、対人援助職が経験すると大いに役立つ方法です。
それは神田橋條治氏が指摘したように、クライエント、援助対象者との関わりとこちらの内面とが密接につながっていることが必要不可欠だからです。
フォーカシングはからだの感じ(フェルト・センス)とやりとりする技法です。
ただ「フォーカシングはむずかしい」と思っている方が結構いるのではないでしょうか。
かくいう私も20数年前までそう思っていました。
でもそれは誤解です。
だれもが実は自然に行っていることをいくつかのコツのセットで練習しやすくした方法がフォーカシングなのです。
そこでこのワークショップでは、なるべく入りやすく自然に行える方法であるインタラクティブ・フォーカシングとセラピスト・フォーカシングの実習を中心に行いたいと思います。
インタラクティブ・フォーカシングは相手の話を聴いているときに、こちらが感じているフェルト・センスに焦点を当て、それをもとに、相手がしている経験を伝え返すという、精神分析でいう「逆転移」の吟味と活用につながる方法です。
またクライエントや援助対象者を思い浮かべて行なうセラピスト・フォーカシングは、身体の感じ〈フェルト・センス〉が活性化されます。
そのため、「気がかりなこと」を思い浮かべて行なう通常のフォーカシングより行ないやすくなります。
どちらもセラピスト自身の内面に触れる具体的実践的なスキルです。
フォーカシング実習を通じて、自分のこころに深く触れてみましょう。
伊藤 研一
学習院大学心理学科教授
略歴:1954年生まれ。
東京大学大学院教育心理学専攻博士後期課程満期退学。
大正大学カウンセリング研究所専任講師、文教大学人間科学部教授を経て、現在学習院大学心理学科教授。
米国フォーカシング・インスティテュート認定トレーナー。
フォーカシング関連図書
(編著)現代のエスプリ「治療者にとってのフォーカシング」(至文堂)
(分担執筆)「フォーカシングの原点と臨床的展開」(岩崎学術出版)
- 定員30名程度
WS5
小野 京子(日本女子大学 特任教授)
表現アートセラピーの様々な場面での適用
(臨床、教育、産業領域)
表現アートセラピーは、多様なアート表現(絵画、ムーブメント、音楽、詩や物語など)を用いる療法で、比較的新しい芸術療法である。
小野はロジャーズ派の表現アートセラピー(ナタリー・ロジャーズが確立したパーソンセンタード表現アートセラピー)を実践研究している。
心理的に自由で安全な環境のもとでアート表現を行うことで、自己覚知、心身の解放、創造性の促進、コミュニケーションの向上等の効果がある。
精神科クリニック、高齢諸施設、大学の授業、教育場面での学習支援で表現アートセラピーを用いてきた経緯から、それぞれの領域でアート表現をどのように用いることができるか、アート表現の持つ可能性、そしてその留意点などを講義する。
また参加者自身が表現アートセラピーを体験する時間も十分持つ予定である。
クレヨン(16色程度)をご持参ください。
小野 京子
日本女子大学特任教授
表現アートセラピー研究所代表
N P Oアートワークジャパン理事長
日本女子大学大学院、米ソノマ大学大学院で修士号取得、精神科クリニック、学校、企業等で臨床や研修を行なってきた。
主な著書・訳書
表現アートセラピー入門 誠信書房2005
癒しと成長の表現アートセラピー 岩崎学術出版社 2011
表現アートセラピー ナタリー・ロジャーズ著 誠信書房 2000
芸術と心理療法 ショーン・マクニフ著 誠信書房 2010
- 定員30名程
- 持ち物
16色程度のクレヨン
WS6
清水 幹夫(多摩心理臨床研究所・法政大学名誉教授)
自己生成プロセスワーク
-パーソンセンタードセラピストを指向する方々のために-
C.R.ロジャーズのパーソンセンタードアプローチに関心を持ち、心理臨床実践に役立てたり活用しようと考える臨床家にとって、セラピストとしての自分自身の態度をどのように育成していくかは大きな課題です。
古典的パーソンセンタードアプローチが日本に入ってきた頃は、セラピストの養成は「場面構成」、「簡単受容」、「くりかえし」、「感情の反射」、「感情の明確化」といった技法的な側面にかなり焦点が当てられていました。
C.R.ロジャーズ自身がこういった技法に特化したカウンセラー養成のあり方を否定して、相手の内面の現実に向き合う「一致」、「受容」、「共感」といったカウンセラーの姿勢や態度を重視するようになりましたが、その養成や育成についてはあまり触れられては来てはいませんでした。
私が1997年頃に、大学院の臨床心理実習のために考案したのが「自己生成プロセスワーク」です。
「自己生成プロセスワーク」は適用範囲が広く、パーソンセンタードセラピストの育成のみならず、保育士、教員、看護師、福祉士、青少年指導員、産業における職場のリーダー、地域の傾聴ボランティア、電話相談員の養成などのグループワークとしても活用できるワークです。
内容の詳細は、研修会当日に簡単に説明してからワークに入りますが、グループメンバーのそれぞれの自己探求を相互に支援するような、3泊4日以上のベーシックエンカウンターグループの最後のセッションの状況を90分程度の短い時間で体験できるように構成したグループワークです。
クライエントセンタードアプローチに関心のある方、3泊4日以上のベーシックエンカウンターグループに参加したことのある方の参加を歓迎します。
昨年、跡見学園女子大学の大学院生が中心になって纏められた以下のような「自己生成プロセスワーク」の体験報告書を送って頂きました。
研修会前に読まれると概略がつかめると思います。
* 2019 西野秀一郎、高橋由梨、渥美孝子、古屋千瑞子、畑久美子、師岡美里、野島和彦「自己生成プロセスワーク体験の報告と考察」跡見学園女子大学心理教育相談所 紀要第15号、p1-14
清水 幹夫
法政大学名誉教授
東京農業大学(助手、講師、助教授)、千葉大学(教授)、法政大学(教授)を経て退職後は、カウンセリング、グループワーク、研修、講演、翻訳などをしながら、書斎に「虹心庵」という名前をつけて楽しんでいます。
大学の教員時代は、専らパーソンセンタードアプローチの実践に関心を持っていましたので、ベーシックエンカウンターグループから「自己生成プロセスワーク」を、フォーカシングから「こころの星座ワーク」を、表現アートセラピーから「Doodling ワーク」などを発展させて、現在も地域の傾聴ボランティア養成、教師の心の健康、保育カウンセラー養成、認定看護師養成、社会福祉学部の演習、心理臨床家の養成、精神科クリニックのグループワークなどに役立てています。
- 定員21名(7人ずつ3グループ)
WS7
江花 昭一(神奈川大学保健管理センター長)
実践的交流分析入門
~精神ではなく、相互の交流を分析し、変えていく~
皆さん、アメリカの精神科医バーンが創始した心理学、「交流分析」(Transactional Analysis:TA)をご存知でしょうか。
バーンは精神分析から出発しましたが、分析の対象を個人の精神から人と人との「交流」(transactions)に変えました。そして、交流を変えることにより、多くの問題が比較的短時間で解決することを実証しました。
精神分析を「一者心理学」から「二者心理学」に変更したのです。
交流分析は現在、アメリカだけでなく、ヨーロッパ、日本を含むアジアなどでも広く用いられています。
その適応は心理、医学だけでなく、交流があるところ、すなわち教育、司法、家庭、子育て、産業の各分野に及びます。
その道具立ては、以下の4つです。
① 「交流する個人のパーソナリティ」の変化を分析する「構造分析」
② 二人の「交流の基本となるやり取り」を分析する「やり取り分析」
③ 「こじれる交流」を分析し対応する「心理ゲーム分析」
④ 心理ゲームの背景にあり、「人生を制約する人生脚本」を分析する「脚本分析」
今回の講習では、講義とワークを通して、この4つの分析を身につけていただきたいと考えています。
江花 昭一
神奈川大学保健管理センター長
医学博士、心療内科医
日本交流分析学会理事長
日本自律訓練学会副理事長
日本心療内科学会理事
日本心身医学会理事
主な著訳書
著書 心療内科の時代 筑摩書房 2002
監訳書 エリック・バーン 人生脚本のすべて 星和書店 2018
監修書 医療福祉現場で役立つ臨床心理の知恵 日本放射線技師会出版局 2005
編著 心の疲れを楽にする50のヒント ぎょうせい 2003
編著 職場のメンタルヘルス・セルフチェック ぎょうせい 2007
編著 交流分析の新たな展開 至文堂 2009
- 定員50名
- 座学形式
WS8
松本 剛(兵庫教育大学大学院教授)
三國 牧子(九州産業大学准教授)
ベーシックエンカウンターグループ
2日間通いのエンカウンターグループです。
エンカウンターグループは出会いのグループです。
互いを尊重し合いながら,自分のことを話したり,人に話を聞いてもらったりなど色々なコミュニケーションを通して心の洗濯ができたらと思っています。
松本 剛
人間性心理学の立場でのカウンセリング、ベーシック・エンカウンター・グループのファシリテーター研修などに関する研究を行っています。
教職大学院に勤務していて、現職教員を中心とした大学院生と一緒に包括的児童生徒支援の立場から学校における実践研究にも取り組んでいます。
また、教員の教育相談に関する力量形成や保護者とのよりよい関係づくり、教員のためのセルフヘルプ・グループなども行っています。
著書
「傾聴の心理学 PCAをまなぶ」(共著) 創元社 2017
「心の健康教育 公認心理師実践ガイダンス4」(共編著) 木立の森文庫 2019
「エンカウンター・グループの新展開~自己理解を深め他者とつながるパーソンセンタード・アプローチ」(人間関係研究会) 木立の森文庫 2020
三國 牧子
Person-Centred Approachのカウンセラーとして、またファシリテーターとして人と関わっています。
エンカウンターグループは毎年秋に長野県で開催しており、いつもグループを通して色々な方と出会えるのが大好きです。
グループを使った保育士支援を行うなど、保育士支援の研究などもしています。
著書
「ロジャーズの中核三条件 共感的理解:カウンセリングの本質を考える」(共著)創元社 2015
「私とパーソンセンタード・アプローチ」(共著)新曜社 2019
「エンカウンター・グループの新展開~自己理解を深め他者とつながるパーソンセンタード・アプローチ」(人間関係研究会) 木立の森文庫 2020
- 定員15名